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ブラックokの即日融資は危険?借りたい時に絶対注意すべきこと!

返済計画がうまく行かず、遂にブラックになってしまった人は、お金を中々借りられなくて苦労しているかもしれません。今まで借りていたところはもう無理だし、新規も信用情報の傷で審査に落ちてしまう始末。

ところが、中には「ブラックでもok!即日融資も可能!」とうたっている業者もありますね。ネットで検索すればすぐに出てくることでしょう。

でも、よく考えてみて下さい。その業者、本当に大丈夫ですか?きちんとした業者だと思いますか?

苦しい時にはつい、怪しさよりも利便性を重視してしまいがち。あなたの安全のためにも、ブラックokとうたっている業者の危険性をよく知っておきましょう。

本当にブラック?まずはそこから確認を!

まず、あなたが本当にブラック状態になっているかどうかを考えましょう。ブラックになってしまっているという認識があるのなら、それなりに覚えがあるはずですよね。

  • 返済遅れをしてしまった
  • 借り換えをしたことがある
  • 他社からの借入残高がある

考えられるのはこのような理由かもしれません。もしいつも通りにATMでお金を引き出そうとしてもエラーが出てしまったのなら、「借りられない!こんな理由でブラックになったのか!」と考えてしまうことでしょう。

でも、改めて考えてみましょう。特に消費者金融から借りている人は、ひとつ考えて欲しいことがあります。

  • 総量規制に近い金額を借りているのではないか?

消費者金融は貸金業法が関係するため、年収の三分の一以上を借りることができません。

そして消費者金融側としては、よりスムーズな返済のため、総量規制に達していなくても、金額が近くなれば借入制限をすることがあるのです。

返済遅れはともかく、余りにも高額でなければ他社からの借入残高や、借り換えをしたということでブラックになる可能性はそこまで高くはありません。

尚、総量規制が理由で借入ができなくなっているのなら、スムーズに返済を続け、総量規制の金額まで余裕が産まれれば、再び借入することが可能です。ブラックとは違いますので当然のことですね。

もしかすると違うかも?利用会社だけの可能性!

完全なブラックではないかもしれないけど、この会社から借りられない…そんな状況になった人は、総量規制の他にもぜひ考えて可能性があります。

  • 借りられないのはその会社だけかもしれない

消費者金融をはじめ、金融機関では、法律を守ることはもちろんですが、詳細部分では独自の判断で経営を行っています。この時、何らかの事情で、「この客にはお金を貸すのをやめておこう」と思うことがあるのかもしれません。

実際に借りられないと分かった時、すぐにブラックだ!と絶望するのではなく、まずは該当の金融機関、会社に問い合わせをしてみましょう。何らかの理由がある可能性があります。

問い合わせしても分からない!そんな時には信用情報機関!

金融機関や会社によっては、借入ができない理由を教えてくれないこともあります。本人からの問い合わせだと確認できないケースでは、特にその傾向があるようです。個人情報保護のため、仕方のないことだと言えます。

ただ、それでは借入できない理由が分からないまま。そんな時には信用情報機関を利用しましょう。信用情報機関には、あなたがお金を借りた時期や借入残高、返済状況が記録されています。

信用情報機関 借入先金融機関の種類
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行、信用金庫、農協など銀行系
株式会社 シー・アイ・シー(CIC) 信販会社などクレジットカード系
株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融

あなたが借入をしている金融機関が銀行であればKSC、消費者金融であればJICCに情報が保管されていることになります。

個人でも本人であれば情報閲覧が可能ですので、もしかしてブラックなのかな?と思ったら、ぜひここで確認しておくようにしましょう。

ブラック確認はこの単語!事故情報は「異動」で表現!

信用情報機関で確認をしたからと言って、あなたの個人情報に「ブラックです。貸せません」と書かれているわけではありません。ブラックになった人の情報の中では、ほぼ確実に特定の単語が使われています。

  • 三ヶ月以上の返済遅延は重大な返済事故として取り扱われる
  • 返済事故を起こし、「異動」という言葉があったらブラックの可能性

返済遅れは確かに信用情報機関に登録され、会社によっては今後の借入に影響を与えますが、すぐにブラック扱いされるわけではありません。一般的には三ヶ月以上の返済遅れがあった場合、重大な返済事故だとみなされるようです。

この時、「異動」という単語が信用情報に記載されれば、確実にブラックだと考えて良いでしょう。

こうなって初めて、あなたはブラックだと確信できることになります。

尚、返済事故の他にも、債務整理、自己破産も異動という言葉が記載されます。とはいえ、債務整理や自己破産の経験がある人であれば、自分がブラックだということは確認するまでもなく理解できていることでしょう。

完全に借りられない?違法業者の誘いは絶対無視!

ブラックの確認について少々長くご説明しましたが、次のことにより注意するためには、ぜひ知っておいて欲しい項目です。自分が確実にブラックだと確認できてしまい、それでもお金が必要…と言う人は、絶対に以下のことに気を付けましょう。

  • ブラック状態でも(即日融資含め)お金を貸してくれる業者の勧誘
  • ほぼ100%違法業者(闇金)と考えて差し支えない

ブラック状態の人でもお金を貸す業者は、まっとうな会社であればまず有り得ません。なぜなら、ブラックになってしまった人を信用できないからです。信用がなければ返済も期待できませんし、貸すはずがありませんよね。

それでもお金を貸すよ、即日融資OKだよ!と誘ってくる業者は、かなり危険な業者だと考えておきましょう。

法律なんて無視!それが違法業者の怖さ!

違法業者でもいい、とにかくお金を借りたい、返済もしっかりしてみせる!と思っている人は、以下のことを想像してみて下さい。

  • 法定上限金利(20%)以上の金利での貸付
  • 違法な取り立てを行う可能性

金利で発生する利息が業者の利益となることは、ご存知の人も多いでしょう。違法業者は短期間で荒稼ぎを目指すことが多く、他社から借りられない人の足元を見て、法律を無視した高金利をふっかけてくることがほとんどです。

また、返済遅れなどが発生した場合、法律では無理な取り立てをしてはいけないことになっています。しかし違法業者は平気で行ってくることが特徴です。法律で禁止されている職場への電話や、自宅への安易な訪問も考えられます。

違法業者はこのような行為をしてくることが多く、健全な生活を営むことができなくなってしまいます。ブラックになってどんなに困っても、違法業者と関わることだけはやめておきましょう。

それでも借りちゃった…苦しむ前にすぐ対処を!

違法業者と知らずに借りてしまった人、もしくは知っていても借りてしまい、後悔している人もいるかもしれません。強硬な取り立てや、想像以上の返済額に苦しんでいるのではありませんか?

そんな事態になっている人は、すぐに解決するために行動しましょう。違法業者にお金を借り続けるより、ずっと気が楽になるはずです。

  • 違法業者の対応に慣れている弁護士に相談する
  • 法律の無料相談会なども利用する

世間が思っている以上に、弁護士は違法業者に強い態度に出てくれます。弁護士から連絡がいった途端、無理な取り立てがなくなったという話も数多く聞くことができるのです。

弁護士に仕事の依頼をすると報酬が発生し、費用がかかることにはなりますが、法外な金利で高い利息を払い続けるより、ずっと良い結果になることは間違いありません。

また、自治体では定期的に弁護士による法律無料相談会を開催しています。どこで弁護士を探したら良いのか分からない人は、まずここで話をしてみると良いでしょう。違法業者の対応に強い弁護士を紹介してもらえますよ。

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完済すれば信用情報も変わる!返済に力を入れて!

ブラックokの業者がいかに嫌な存在か、いかに関わってはいけない存在かが分かりました。しかし、それでも将来的に、どうしてもお金を借りなければいけない局面があるかもしれません。

  • 完済すれば信用情報は書き換えられる
  • 信用情報には保管期限がある

まず、ブラックの状態で借入残高がある人は、返済に力を入れましょう。完済すれば信用情報が「完済」の状態に書き換えられ、あなたの返済努力が認められることになります。ブラックから回復するはじめの一歩だと考えましょう。

完済してしまえば、信用情報機関に登録されている情報が、いずれ消去されることになります。

最短で2年、最長で10年と言われていますが、債務整理でもない限り、長くても5年見ておけば良いでしょう。

信用情報が消去されれば、あなたが過去に返済事故を起こし、ブラックになったことは完全に知られなくなります。個人情報保護とはこのような一面もあります。

ただ、新たにお金を借りるのであれば、今度こそ返済事故を起こさず、計画的な返済を今まで以上に心がけていくようにしましょう。

本当にまた借りられる?少し気を付けておきたいこと

信用情報機関では、一定の保管期限がすぎれば、事故情報を含め、あなたの個人情報を全て消去する規則になっています。例外はなく、必ず消去されると考えて構いません。

しかし、再びキャッシングやカードローンの申し込みをする時、以下のことに注意しておきましょう。

  • 過去に借りた会社にあなたの情報が残っている可能性がある

銀行や消費者金融など、借入先の情報は、消去の義務があるわけではありません。信用情報機関よりも長い時間、顧客の情報を残していることも考えられます。

この時、過去に自社で返済事故を起こしている人が新たな契約を求めても、過去の情報を参照し、審査に通過させない方針を取っている金融機関もあるのです。

再び返済事故を起こされてはたまらないと考えれば、それも仕方のないことかもしれません。

新たにお金を借りるのであれば、過去に借りたことのない金融機関に申し込んだ方が、審査に通る可能性は高くなると言えるでしょう。

苗字が変わればOK?あまり信憑性のない噂!

違法業者には手を出したくない、でももう借りられない…そんな悩みの中にいる人の中に流れる噂で、こんなものを知りませんか?

  • 結婚などで苗字が変わればブラックではなくなる?

確かに、以前はこのようなケースもあったようです。特に旧姓で使っていたキャッシング用のカードを破棄し、新しい苗字でまた契約し直すという方法は、お金が必要な人の中ではよくあることだと言われていました。

しかし、今の時代、そんなに簡単にできることではありません。

  • 信用情報機関の発達により、姓の変更も分かるようになった
  • 新姓になっても旧姓での借入に対する返済は継続する

結局は信用情報機関で分かってしまうことが多く、審査に通らないケースがほとんどです。また、旧姓での借金をなかったことにしようと考える人もいるようですが、こちらの返済義務は決して消えません。

やはりブラックになった時には、地道に返済を続けるか、弁護士さんに相談して、債務整理などを視野に入れた方が良いでしょう。もちろん、違法業者に手を出すことだけはNGですよ!

違法業者は使うだけ損!不自由する勇気を持とう!

ブラックになってしまったからと言って、違法業者に手を出すことがどれだけ良くないことなのか、本当は誰もが分かっているのではないでしょうか。しかし、甘い言葉についつい、自分だけは大丈夫だと思ってしまうことも。

違法業者は使えば使うほど、あなたの生活を脅かすことになります。どんなに言い訳をしても、違法業者は違法な存在にすぎません。必ずと言って良いほど、残念な結果になってしまうことが多いのです。

まずはブラックにならないことが一番ですが、もしもなってしまった時は、お金を借りられない不自由を受け入れ、信用情報を回復していくことに力を入れましょう。一時的な不自由が終われば、また便利な借入が可能ですよ。

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