未成年でも借りられる？即日融資を受ける条件とは

キャッシングやカードローンでお金を借りる年齢は、20歳以上でなければいけないというイメージがありませんか？確かにキャッシング会社やカードローンの申し込み条件をチェックしてみると、20歳以上となっていることが多いようです。

でも、未成年だってお金を借りたい時があります。しかも即日融資を受けたいほどに急ぐこともありますよね。どうしてもお金が必要な時、一体どうすれば良いのでしょうか。

未成年でもお金を借りるためにできること、そして即日融資が可能かどうか、安全にお金を借りるために、ぜひ知っておきましょう。

法律上はOK！どうして未成年は借りにくいのか

未成年はお金を借りられない、と言う話は間違っています。結論から言ってしまえば、未成年がお金を借りることは、法律で禁止されていません。18歳以上であればお金を借りることができるのです。

法律上では消費者金融のキャッシングも銀行のカードローンもOKなのですが、では、なぜ未成年はお金を借りにくいと思われているのでしょうか。

• 借入の申し込みには安定・継続した収入が必要とされる

未成年は学生が多く、安定・継続した収入が難しいと思われる立場にあります。

つまり、「未成年は返済能力が低い」と考えられているのです。

既に社会人として働き、安定収入がある人には納得のいかない話でしょう。

また、未成年の一部には、お金に対してまだ責任感を完全に持てない人もいると言われています。後日トラブルになってしまう可能性を考え、消費者金融や銀行が二の足を踏むのは仕方がないのかもしれません。

借りにくい理由は親絡み？未成年の契約の特徴にあった！

キャッシングやカードローンだけではなく、様々な面において、金銭が絡む際には契約が行われます。この契約の性質が、未成年への融資を各企業に躊躇わせる原因のひとつとも言われています。

• 未成年の契約は親（保護者）が理由を問わず解約できる

未成年自身でキャッシングやカードローンの契約をすることができたとしても、保護者とされる立場の人がそれに反対し、契約無効の請求をすると、法律上、その主張が認められることになっています。

その際、借りたお金を返済する必要はないと判断されることがあります。100％ではない判断なのですが、場合によっては業者側に大きな損害を与えることになりますよね。

未成年は厳しい！大手消費者金融、カードローンはほぼ無理！

このような理由から、未成年の借入はかなり厳しい状況です。特に大手の消費者金融、銀行カードローンでは、最初から申し込み資格を成人以上に限定していることがほとんどです。

こんな時に気を付けたいのは、やはり闇金の存在です。闇金とは違法業者のことで、金融庁や各都道府県知事に許可を受けず、勝手な営業をしている人々です。

彼らは法外な金利を設定し、とても払い切れないような利息をつけて、強引に返済を求めて来ます。未成年だけではなく、成人していても返済に苦しむことになり、人生が変わってしまう人も少なくありません。

• 未成年の借入には親の同意が必要
• 闇金は同意がなくても借りられる

闇金を見抜く方法は様々ですが、未成年であれば、まずこの部分をチェックすると良いでしょう。

親が同意したという正式な書面がない限り、本来はどのような契約も不可能になっています。

闇金はこのような手段も、適当なことを言って誤魔化してくることがほとんどです。いくらお金が借りられない状況だからとはいえ、決して手を出さないようにしましょう。

あなたは学生？社会人？借りられる人はこんな条件

かと言って、未成年にお金を貸している業者が全くないわけではありません。特に学生の人が注目したいのは、学生ローンの存在です。

• 学生専門に融資をしている業者がある

インターネットで少し検索すれば、多くの業者が出て来るのではないでしょうか。中には学生が多く集まる市街を狙って進出している店舗もあり、利便性は大手の消費者金融に負けないとも考えられます。

ただ、学生専門だからと言って、金利や返済条件が甘いというわけではありません。

借りる行為、条件は、通常のキャッシング会社、カードローン商品と全く変わりません。

計画的に利用する自信がある人だけ利用して下さいね。

学生ローンってこんなとこ！即日融資対応もアリ！

学生ローンは多くの特徴を持っています。銀行カードローンよりは、消費者金融のキャッシング商品に近い性質だと言えるでしょう。素早い借入が可能であることが特徴で、返済も手軽に行えることがほとんどです。

• 学生ローンは貸金業である（貸金業法の適用）
• 金利は大手消費者金融よりもやや高め
• 借入限度額が社会人向けの消費者金融よりも低め

学生ローンは銀行の商品ではなく、貸金業者が経営しているため、貸金業法の適用範囲になります。

貸金業法とは、貸金業者やその利用者が守るべき法律であり、学生に関するのであれば、以下のようなことが制定されています。

• 年収の三分の一以上の借入は不可能（総量規制）
• 50万円以上の借入には収入証明書が必要

学生の場合、シフト制のアルバイト等で確実に収入が期待できる人が審査に通過しやすくなっています。その際、仮に年収を算出し、その三分の一までを借入することが可能になっています。これを総量規制と言います。

また、50万円以上の借入には収入証明書が必要です。学生のアルバイトでも同様です。源泉徴収票や納税通知書など、必要な書類を業者に問い合わせておくと良いでしょう。

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学生ローンは甘くない！金利や借入限度額に制限アリ！

テレビのCMなどで消費者金融の広告を見ると、「最大融資額（借入限度額）数百万円！」などというものを目にするかもしれません。しかし、学生ローンの場合は、まずこのような金額は借りられないと考えましょう。

まず、総量規制で借りられる金額が決められているということもあります。通常の学生であれば、年収の三分の一が数百万円にもなるということは考えにくいですよね。

そして金利についても考えましょう。学生ローンのほとんどは、中小の業者です。

融通が利く資金力を持つ大手消費者金融と比較すると、金利が少々高くなっていることも珍しくありません。

この点も気を付けたいポイントですね。金利から発生する利息を含んだ上で、返済を考える必要があります。

社会人は難しい？そんなあなたはクレジットカードを活用！

学生ローンが利用できるのは、残念ながら学生だけです。未成年でも既に社会人として働いている人は、一体どのようにしてお金を借りればいいのでしょうか。そこで活用したいのがクレジットカードです。

• クレジットカードは未成年でも契約できる
• クレジットカードのキャッシング枠で現金を借りられる

クレジットカードの多くは、未成年でも契約が可能です。多くのカード会社からリリースされていますので、未成年でも利用できる商品を探すと良いでしょう。

そしてクレジットカードには、キャッシング枠というものが付帯しています。利用には事前に手続きが必要ですが、クレジットカードの契約時に済ませてしまうことが可能です。

キャッシング枠を利用すれば、現金を借りることができます。もちろん金利が発生し、利息を付加した上での返済を行うことになりますが、それはキャッシングでも同様ですよね。

クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠よりも金利が少し高めになっていることがほとんどです。

利用の際にはまず返済計画を立て、無理のない借り方を心がけて行きましょう。

ここでも未成年の壁！親の承諾が必要なことも！

クレジットカードは未成年に対して門戸を開いているとはいえ、成人と全く同じ扱いをしてくれるわけではありません。やはり契約関連においては、トラブルを避けるため、親の承諾を必要とすることが多くなっています。

• 契約時に親の同意が必要な商品もある
• キャッシング枠の利用も親の同意を求められることがある
• キャッシング枠が最初からないものもある

未成年に向けた商品の中には、キャッシング枠の利用に親の同意が必要なものもあります。やはり融資関連の契約は、親の存在がかなり重要だと言えるでしょう。

また、未成年向けのクレジットカードは、最初からキャッシング枠を設定していない商品もあります。キャッシング枠を利用したい人は、キャッシング可能な商品であるかどうかを事前によくチェックしておきましょう。

どうしても無理！そんな時には親にお願い！

親御さんの方針によっては、未成年のうちは独自のクレジットカードを持てないこともあるでしょう。しかし、それではやはり困ってしまう局面もあるかもしれません。

• 親のクレジットカードの家族カードを発行してもらう

親御さんがクレジットカードを持っているのであれば、大抵は家族カードの発行が可能です。支払いは親御さんになるため、しっかりとした話し合いが必要かもしれませんね。

また、家族カードにはキャッシング枠のサービスをつけていない商品もあるため、こちらも注意が必要です。

様々な制約がある未成年ですが、親御さんとよく話し合えば、制限された利用法の中でも、便利に使える道が見つかるかもしれません。お金の話をするのは躊躇うかもしれませんが、ぜひ一度話してみてはいかがでしょうか。

本当に必要な借金？使い過ぎには要注意！

未成年のうちからお金を借りることに、あまり良い顔をしない人もいるかもしれません。やはり返済能力、責任能力が、成人よりも低いとみなされる立場だからでしょう。

しかし、計画的に利用し、返済できるのであれば、キャッシングすることは全く問題ありません。無計画に利用してしまうことだけは気を付けるべきですが、キャッシングそのものを否定する必要はないでしょう。

お金を借りる前に、それは本当に必要なお金であるのかどうか。これを考えるだけで、相当しっかりとした使い方ができるはずです。返済を視野に入れて、便利に利用していって下さいね。